環境イノベーションの促進

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低周波振動切削(LFV)技術でものづくりにおける環境負荷の低減を実現

シチズングループの環境への取り組みに関する考え方

シチズングループは、長年培ってきた小型精密・低消電技術を活用し、「市民に愛され市民に貢献する」という企業理念の下、常に人や環境に配慮したものづくりを心掛けてきました。その代表例がシチズン「エコ・ドライブ」であり、起源はクオーツ時計が普及し始めた1970年代にさかのぼります。シチズンはクオーツの宿命である「廃電池」を早くから問題として捉え、1976年、世界初のソーラーセル搭載アナログ時計を発売しています。その後様々な改良を重ね、定期的な電池交換をなくしても光のある限り動き続けるシステムを完成させ、これを「エコ・ドライブ」と命名するとともに、シチズンを代表する多くの時計製品に搭載しました。
「エコ・ドライブ」は、1996年に時計初のエコマーク※商品に認定され、2014年には、エコマークアワード最高賞の金賞を受賞するなど、シチズンを象徴する環境配慮型製品となっています。
また、2016年には、世界で最も薄いアナログ式光発電時計である「Eco-Drive One」や、エシカルな情報開示を実現した「CITIZEN L」を発表。これらは、シチズングループのこれまでの取り組みの集大成ともいえる製品となっています。
※エコマーク…公益財団法人日本環境協会の認定による環境ラベルであり、生産から廃棄に至るライフサイクル全体を通し、環境への負荷が少ない製品やサービスに付与される。

環境中期計画による、グローバルでの取り組みの強化

2013年、シチズングループの中期経営計画「シチズングローバルプラン2018」に合わせ、「シチズングループ環境中期計画」を策定しました。2013年からの前期3年間で、ISO14001グループ統一認証の取得やグリーン調達基準書の発行など、グループとして環境課題に取り組む基礎を固めました。さらには、課題別に合計100の活動テーマを掲げた「エコ・アクション100」を開始し、環境担当役員を委員長とするシチズングループ環境管理委員会にて、「エコ・アクション100」の目標達成に向けた進捗状況などを報告しています。グループとしての一体感を持ちながら取り組みを進め、既に60テーマを完了し着実に成果をあげています。
2016年からの後期3年間では、5つの重点課題を掲げ、国内だけでなく海外拠点における環境活動にも、より力を入れています。
海外拠点における環境管理体制の強化を目指し、ISO14001の取得促進のほか、精密で網羅的な環境パフォーマンスデータに基づいた環境負荷削減計画を策定し、計画を遂行してきました。また、事業統括会社の担当者を交えた海外拠点の視察やWEB会議などを実施することで、情報共有を密に行い、海外拠点の課題にも迅速に対応しています。これらの取り組みは既に効果を上げており、海外拠点における環境負荷の低減に貢献しています。
今後もシチズングループは、真摯な姿勢で、環境への取り組みを継続していきます。