資源の有効活用と廃棄物の削減

事例紹介 シチズンマシナリー

廃塗料の微生物による生分解処理

シチズンマシナリー(株)軽井沢本社では、廃棄物削減のため、有機溶剤を含む廃塗料を微生物によって生分解処理しています。微生物を混ぜた水流により塗料ミストを回収する湿式塗装ブース、微生物に酸素を供給する装置や撹拌装置を備えた処理槽とで構成された無排水処理システムです。廃棄物としては顔料などの無機質分のみとなり、従来までの廃塗料を薬品で分離させ回収する方式と比較し、廃棄物量を約1/3に減らしています。また、微生物処理により有機溶剤特有の臭気や塗料汚泥の粘性がなくなるため、労働環境の改善や装置の清掃メンテナンスの軽減といった効果もえられています。

生分解処理による汚泥
生分解処理による汚泥

事例紹介 東京美術

FSC-COC認証の取得

東京美術では、2016年10月に国際的に認証事業を展開するFSC認定の英国の認証機関ソイル・アソシエーションウッドマーク社からCOC認証を取得しました。
一時期、資源の有効活用・ゴミの削減といった観点で評価を受けてきた再生紙が、製造過程で発生するCO2の排出量等で問題視されるようになってきた中で、「紙資源のリサイクル」における問題の解決策のひとつとして注目されているのがFSC(森林)認証紙です。
本来、森林は時間の経過とともに成長する再生可能な資源です。森林を適切に管理・利用する資源循環を目指すこのシステムは、WWF(世界自然保護基金)を始め、様々な環境保護団体の支持を集めています。今後は、顧客・協力会社とも連携しながら印刷を通じて森林資源の有効活用や自然環境の保護に取組んでいきます。
FSC(Forest Stewardship Council・森林管理協議会)は、木材を生産する世界の森林とその森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証するドイツに本部を置く国際機関です。その認証は、森林の環境保全に配慮し地域社会の利益に寄与し、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。消費者は、このFSCのマークが入った製品を購入することで世界の森林保全を間接的に支援できる仕組みです。

事例紹介 シチズン時計マニュファクチャリング東北工場

水の削減

シチズン時計マニュファクチャリング(株)東北工場では、生産工場のグリーンファクトリー化を目指し、2014年8月末からメッキ部門で使用している工業用水の削減活動を継続しています。2016年度の結果は、前年度比約9%削減することが出来ました。

【実施項目】

  • ①節水の啓蒙活動
  • ②排水処理に必要な水の量を正確に把握し、無駄な水の使用を廃止
  • ③スクラバーのオーバーフロー水を必要最小限に抑える。
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水の削減