人材の育成

グループ方針

シチズングループは、各事業会社の方針と責任において、事業環境に適応できる人材を育成しています。グループ対象の育成メニューとして、シチズン時計が主催する階層別教育と、シチズングループ各社で展開する教育があり、総合的な人材育成環境を整備しています。

人材育成

ものづくり技能者の育成

「世界一優良なる時計製造工場の実現」を目指すシチズン時計マニュファクチャリングでは、ものづくり技能向上と人材育成を目的とした「時計学校」を設置しています。ここでは、厚生労働省が行う国家検定制度や、独自に作成した社内検定への挑戦を目指し、ベテラン社員が講師となり若手社員の技能・技術を高めるための講義を行っています。
また、シチズングループは、技術の継承や技術者の技能向上を目的に「技能五輪全国大会」に参加しています。本大会は将来の日本の「ものづくり」を担う満23歳以下の若手技能者による技能レベルを競う全国大会で、2014年度の大会では、シチズン時計マニュファクチャリングから時計修理職種に6名、メカトロニクス職種に2名が挑戦し、時計修理部門で、金・銀・銅・敢闘賞を受賞しました。このような取り組みは従業員のモチベーションアップにもつながり、また、目標に向かって努力する姿勢を養うことで、ものづくりを通じた「人づくり」にもつながります。
今後も時計学校の活動や技能五輪の取り組みを通じて、若手技能者育成と技術・技能の継承および従業員のレベルアップを継続していきます。

時計学校における人材育成

時計学校における人材育成

技能五輪全国大会 時計修理部門 金賞受賞

技能五輪全国大会 時計修理部門 金賞受賞

CST(キャリア・サポート・トレーニング)の実施

シチズン電子では、従業員にOJTの重要性を理解してもらい、職場内の指導・育成体制の枠組みを行うべくCSTを実施しています。
CSTでは、まずOJT指導者・メンバーが相互にものの考え方や業務に対する姿勢を学ぶ機会を設定し、個人・組織のスキル向上およびコミュニケーション力の向上を図っています。また、OJT活動の更なる活性化に向け、全社的かつ長期的な視点を維持するため、隔月で実施しているOJT指導者ミーティングにて議論・改善を行い、CST期間終了時には成果発表会を実施し、自業務の振り返りと今後について再考する機会を設けています。
CSTを通して、組織の活性化や、人材の定着による早期戦力化を念頭に置きつつ、若手を組織的に企業の中で育成していく風土を作るため、職場・OJT指導者・人事が一体となり取り組みを推進しています。
※OJT:職場で実務をさせることで行う従業員のトレーニングのこと

CST(キャリア・サポート・トレーニング)の実施
CST(キャリア・サポート・トレーニング)の実施

社内QC検定の導入

シチズン電子では、2014年12月より従業員を対象とした「社内QC検定」を実施しています。導入の目的は4点あります。
①組織で仕事をするにあたり、品質管理の基本を含めた企業活動の基本常識を理解する。
②QC七つ道具の作り方・使い方を理解し、職場において発生する問題をQC的問題解決法により解決できるようにする。
③学習で得た知識を日常業務に活かす。
④継続的な改善活動を行い、その結果、達成感を得ることでモチベーションアップに繋げる。
本検定は合格することだけが目的ではなく、得た知識を有効に活用し自身のスキルアップに繋げています。また、本検定を教育体系図に盛り込み社内共通の「ターゲットスキル」に設定すると共に、昇格・昇進時の参考にすることを掲げ、一丸となって取り組んでいます。その結果、社内検定のみならず、正式検定への挑戦者も増加傾向にあり、品質管理に対する従業員の意識改革も並行して進んでいると分析しています。
今後については、品質管理の知識を基に『現場力、生産技術力の強化』を目指し邁進して行きます。

社内QC検定の導入