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ミヤノブランドの自動旋盤に低周波振動切削(LFV)技術を初搭載
~主力機種のMiyano BNA42GTYに搭載~

工作機械

2017年9月8日
シチズンマシナリー株式会社

シチズンマシナリー株式会社(本社:長野県北佐久郡御代田町、社長:中島 圭一)は、切りくずを分断させることで、長時間の高精度加工を実現する低周波振動切削(以下、LFV※)技術をミヤノブランドの自動旋盤主力製品に初めて搭載、9月11日より受注を開始します。

LFV技術は、2013年に搭載機種を発売して以来、主に小径加工が得意なシンコムブランドの製品に搭載してきましたが、お客さまからの、「より大きな材料径の加工にもLFV技術を活用したい」との強い要望を受け、この度、重切削・中径材料加工に強みのあるミヤノブランドの自動旋盤に初めてLFV技術を搭載しました。ミヤノブランドの主力機種である BNA42GTY への搭載により、シンコムブランドよりも材料径が大きい(最大φ42mm)機種への搭載を実現しました。
中径材料加工を特長とする機械においては、切りくずに関連する課題の解決がより重要になりますので、お客さまが抱えている切りくずに関する多くの課題を解決することが出来ると考えております。


Miyano BNA42GTY

当社の主力機種である「Cincom L20」へのLFV技術搭載機種を2016年に発売しましたが、現在では、「L20」の売上げの半分以上がLFV技術搭載機種となり、既にLFV技術をご使用中のお客さまから、今後も導入を希望するご意見を多くいただくなど、高評価を得ております。
今回の「Miyano BNA42GTY」への搭載により、LFV技術搭載機種は全5機種となります。今年度中にさらに2機種を追加し、7機種にする予定です。お客さまの切りくずに関するさまざまな課題を解決すべく、今後も主力製品を中心にLFV技術搭載機種の拡大を継続してまいります。

Miyano BNA42GTY

Y軸を搭載した多様性に優れたタレット刃物台に加え、高速性を実現するくし刃刃物台を搭載した機械構成で最大45本の工具が搭載可能な主軸台固定形自動旋盤です。
重畳制御による第1主軸に対する2工具同時加工や、3系統機の機能をいかした3工具同時加工を実現し、サイクルタイムを短縮しお客さまの生産性向上に貢献します。
仕様などの詳細は別紙を参照ください。

LFV技術

シチズン独自の制御技術により、サーボ軸を切削方向に振動挙動させ、切削中に刃物があたらない「空振り」する時間を設けることで切りくずを分断させる加工技術です。これにより、小径深穴加工の効率向上や、切りくずが長くなりやすい難削材旋削加工においても切りくずが細かく切断できるなど、切削加工において長年の課題であった切りくずに関するさまざまな課題解決を実現しています。また、切りくず容量の大幅縮小や、ワーク表面への傷防止などにより、長時間高精度加工を実現します。

※LFVはシチズン時計株式会社の登録商標です。


■同重量の切りくずにおける形状の違い
(材料:SUS304)
左:従来の切削による切りくず
右:LFV技術による切りくず

参考資料 Miyano BNA42GTYについて

「BNA-42GTY」は、シンコム機の特長であるツール選択のアイドルタイムを短縮するくし刃刃物台を搭載し、2スピンドル1タレット1くし刃刃物台の機械構成となっており、コンパクトで高機能が特長です。

【 BNA-42GTYの主な特長 】

1.ミヤノのパワー、シンコムのスピードを融合させた当社初の「中径くし刃自動旋盤」

中径(φ32~42mm)の加工を得意とする複合加工型バーマシン(主軸台固定形自動旋盤)において、タレットだけではなく、ツール選択のアイドルタイムが短いくし刃刃物台を搭載した機械のニーズが高まっているのを受け、定盤構造の高剛性ベッドが特長のミヤノ機に、シンコム機の特長であるくし刃刃物台、多軸多系統制御、重畳制御といった制御技術を融合させた「中径くし刃自動旋盤」を開発。2011年4月に経営統合した旧ミヤノと旧シチズンマシナリーの長所を融合させた最初の製品になります。

2.「BNAシリーズ」の最上位機として、3工具同時加工を実現

BNAシリーズの最上位機として、多軸多系統制御機能搭載による3軸重畳制御などを可能としました。また同時加工性能では、 タレット、くし刃刃物台それぞれにY軸を搭載することにより、BNAシリーズとしては初となる、ピンチターニング(材料を挟んでの同時切削加工)やピンチミーリング(材料の上下面の同時フライス加工)、またそれに背面側の加工を加えた3工具同時加工が行えるなど、複雑形状の加工も効率よく行うことができます。

3. 作業者への配慮

刃物交換など、ツーリングの作業性を向上させるため、切削室の天井開口部を拡大し、主軸回りの作業を行う際も手元に切削油が垂れないなど、快適な作業のために細かな配慮も行っています。
操作面での使い勝手向上のため、シンコム制御を採用。運転準備画面での各軸操作やツールセッティングといった段取り作業に応じた機械情報をグラフィカルに表示するなど、操作性や作業性の向上を図りました。

【 主な加工ワーク 】

自動車関連部品 及び、油空圧機器部品 他

お問い合わせ

報道関係の方のお問い合わせ先
シチズンマシナリー株式会社
営業本部広報課
TEL 0267-32-5901(直)
シチズン時計株式会社
広報IR室
TEL 042-466-1232(直)
製品に関するお問い合わせ先
シチズンマシナリー株式会社
営業本部
TEL 0267-32-5901(直)

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