世界初!※1 17,675 lmの照明用LEDを開発
5パッケージ11品種で、白熱電球10Wから水銀灯300Wまでをカバー
発光効率155lm/Wの高効率も実現

デバイス

2011年10月19日
シチズン電子株式会社

シチズン電子株式会社(本社:山梨県富士吉田市、社長:郷田 義弘)は、世界で初めて17,675lmの大光量LEDなど、5パッケージ11品種の照明用LEDを開発しました。1個のLEDで賄える光量の幅が広いことと、発光効率による選択ができることが特徴で、様々な既存光源の置き換えに対応します。
本製品は、10月27日より開催の「香港インターナショナル・ライティング・フェア2011」に出展。当社ブースにて、製品のデモンストレーションをご覧いただけます。

開発製品:5パッケージ、11品種、各6色(計66モデル)
量産予定: 2011年11月

CLL010シリーズ

CLL010-0305A1

CLL020シリーズ

CLL020-1202A1
CLL020-1203A1
CLL020-1204A1

CLL030シリーズ

CLL030-1205A1
CLL030-1206A1
CLL030-1208A1
CLL030-1212A1

CLL040シリーズ

CLL040-1218A1
CLL040-1818A1

CLL050シリーズ

CLL050-1825A1

主な特長

用途

白熱電球10W~水銀灯300Wまでをカバーしており、様々な既存光源との置き換えが可能です。

開発背景と効果

当社は2003年より照明用LEDの開発に取り組み、ハイワット系LEDのパイオニアとして、様々な照明器具に採用され、多くの実績を積み重ねてきました。現在、LED照明は、既存光源との置き換えによる急激な広がりをみせています。

一般家庭でよく使用されている白熱電球、商業施設のダウンライトやスポットライトに使用されるハロゲン電球、また街路灯やライトアップ用投光器にはHID※4等が使用されており、用途によって光源の明るさや形状は様々です。これらをLEDに置き換える際は、通常LED1個では必要な光量を確保することは難しく、用途に合わせて複数個のLEDを器具内に設置しています。その場合、LEDの配置面積による器具の大型化や、複数個の光源が存在することにより反射板等の設計の複雑化、マルチシャドウ※5といった弊害が起きます。

今回開発した新製品は、白熱電球10Wから水銀灯300Wに相当する光量をカバーできる製品群となっています。1個のLEDで賄える光量に幅を持たせることで、5パッケージ11品種のラインナップで約100 lm~17,675 lmまでの明るさを途切れなく取り揃えました。また、複数のLEDから発光効率による選択も可能です。

これにより前述した器具の大型化やマルチシャドウといった問題を解決し、照明器具の小型化や光学設計の簡略化にも貢献します。また、LEDの形状を5パッケージに抑えたことで、LED周りの光学設計が共通化でき、器具設計の効率化も図れます。器具メーカーは、自社の仕様に合わせた光量や発光効率のLEDを選択することができ、様々な既存光源との置き換えの可能性が広がります。

主な仕様

※1 世界初:2011年10月発表時点 当社調べ。

※2 チップ・オン・アルミ工法:アルミ基板に直接LED素子を実装する工法。当社特許。

※3 ANSI C78.377規格:アメリカ規格協会が定めたLED照明製品に関する色度範囲の規格。

※4 HID:高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ等の総称であり、大光量の照明に使用されている。
〔参考文献〕大田 登: 色彩工学 第2版、東京電気大学出版局

※5 マルチシャドウ:同一器具内に、複数個のLEDを搭載する事により、幾重にも重なった影ができること。

左の写真は1個のLED、右の写真は2個のLEDで照らしており2つの影ができている。

お問い合わせ

製品についてのお問い合わせ先
シチズン電子株式会社
営業本部 ライティング営業部 ライティング営業課
TEL 03-3493-2744(直)
MAIL inquiry@ce.citizen.co.jp
報道関係の方のお問い合わせ先
シチズンホールディングス株式会社
経営企画部 広報課
TEL 042-466-1232(直)

関連リンク

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