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ここで紹介するのは、シチズンのレディス主力ブランド、xC(クロスシー)のチタニウムモデル開発ストーリーである。ケースやバンドの素材変更のどこに課題があるのか、マーケティングとしての勝算はどこにあったのか、技術的なチャレンジは…。 こうした背景にあるドラマの一つ一つを、今回のプロジェクトメンバーと、導入技術のエキスパートたちに語ってもらった。


※社員の所属及び部署名は商品開発当時のものです。

Chapter.03 先進のコア技術を活かす

柔らかいチタニウムを固く。小さなムーブメントで電波感度を上げる。

- - - - - 時計の素材として、実はチタニウムには「柔らかい」という大きな欠点があった。そこをシチズンは『デュラテクト』と名付けられた表面硬化技術で乗り越えた。そのデュラテクトについて、田中と森田は次のように語る。

デュラテクトは、金属に特殊な加工処理をすることで、日常使用でついてしまう傷から、時計表面の美しさを保護するためにシチズンが独自開発した表面硬化技術の総称です。もう20年近い歴史があり、表面処理業界ではトップクラスの技術として知られています。このデュラテクト加工により、本来柔らかい素材である純チタニウムに、ステンレスの5倍以上の表面硬度を実現しました。

今回のxCのティタニアラインのプロジェクトでも、シチズンがデュラテクト加工を持っているから、企画担当の前田もデザイン担当の武田も、安心してチタニウムの使用を検討できたはずです。

デュラテクトと一口に言っても、真空装置の中で金属をイオン化し部品の表面に被膜をコーティングするIP技術や、真空装置の中で原料物質を含むガスをプラズマ化し化学反応させた後に吸着コーティングする低温プラズマ技術、その他ガス硬化技術、複合硬質化技術など、素材や表現に応じて多彩な硬化技術をシチズンは生み出してきました。実は私は真空装置メーカーから転職してきたのですが、入社してからシチズンのプロセス技術の高さに驚かされました。

プロジェクトストーリー02 〜レディスウォッチの常識を覆す〜

  • プロジェクトストーリー02 〜レディスウォッチの常識を覆す〜
  • プロジェクトストーリー02 〜レディスウォッチの常識を覆す〜

- - - - - xCティタニアライン ハッピーフライトには、世界4エリアの電波を受信する、多局受信機能と、世界24都市の時刻が簡単にわかるワールドタイム機能が搭載されている。この実現も幾多の壁を乗り越えたと加藤と和泉は言う。

xCティタニアライン ハッピーフライトには、日本、中国、欧州、米国の世界4局受信機能を持つ女性用電波時計ムーブメントの『H240』が搭載されています。このH240は男性用のH149に比べて、外径が約10ミリも小さく、多局受信電波時計ムーブメントでは世界最小(※2011年発売当時)として開発しました。

その開発には、ただ単純にムーブメントを小型化する以上の難しさがありました。それは、受信感度の確保です。どうしても限られたサイズの中でムーブメント内のアンテナを小さくすると感度が落ちるのです。そこでアンテナの形状を工夫し、ムーブメントの他の部品との配置をパズルのように3Dモデルで検討し、シミュレーションを重ねて感度を高めていきました。

また、チタニウムのような導電性の高い素材が近くにあると、受信感度が落ちてしまいます。ステンレスと特性が異なることも、設計を難しくしました。そこで、限られたケースサイズの中で、メカの様々な部品配置のバリエーションを考え、特性に左右されにくい設計を追求しました。

プロジェクトストーリー02 〜レディスウォッチの常識を覆す〜

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