CITIZEN

CITIZEN RECRUITING SITE

  • TOP
  • MESSAGE
  • PROFILE
  • STYLE
  • STORY
  • INFO
  • Q&A

STORY

  • プロローグ
  • プロジェクトスタート
  • 先進のコア技術を活かす
  • xCのメインモデルに

ここで紹介するのは、シチズンのレディス主力ブランド、xC(クロスシー)のチタニウムモデル開発ストーリーである。ケースやバンドの素材変更のどこに課題があるのか、マーケティングとしての勝算はどこにあったのか、技術的なチャレンジは…。 こうした背景にあるドラマの一つ一つを、今回のプロジェクトメンバーと、導入技術のエキスパートたちに語ってもらった。


※社員の所属及び部署名は商品開発当時のものです。

Chapter.02 プロジェクトスタート

華奢で繊細なイメージをハードな素材に持たせる

- - - - - xCのチタニウムモデルを最初に構想したのは、商品企画部。その中心として商品化を主導した前田は、思い切った挑戦だったという。

メンズモデルに比べて小さなレディスモデルですが、女性にとって、時計は軽ければ軽いほど嬉しいんです。ですから、軽さを追求できる金属素材であるチタニウムを、私は新人の時にxCのデザイン担当になった時から、xCブランドで使ってみたいと考えていました。そして、宣伝部を経て現在の商品企画部に異動。いよいよ、温めていた構想を実現できるチャンスがやってきたと感じました。

ただ、そこには大きな壁が二つありました。イメージとコストです。スポーツギアや楽器、精密機器などに使用されるチタニウムは、メカ好きの男性に浸透している素材だったことから、どうしても男性的なイメージが存在していました。ここを乗り越えるためのイメージ戦略が必要でした。

また、原価の高いチタニウムは、どうしてもコストが跳ね上がります。実は、より高価格帯の『エクシード』のレディスのチタニウムモデルは既にラインナップしていたのですが、xCの主力であった5万円程度の価格帯に収めるのは難しく、どうしても2万円ほど価格アップが見込まれたのです。そのため、マーケティング的に難しいのではないかといった意見も出ましたが、企画部は自信がありました。

  • プロジェクトストーリー02 〜レディスウォッチの常識を覆す〜

- - - - - 企画部のチタニウムモデルに対する熱い思いを受け、実現に向けて動き出したのはデザイン部である。武田は前田たちの理想を形にしていく作業に取り掛かった。

前田が新しいチタニウム製のxCのデザインに求めたのは、女性らしい、華奢で洗練されたデザインでした。チタニウムにエレガントなイメージを持たせるために、シェークスピアの「真夏の夜の夢」に登場するティタニアという妖精のイメージで訴求したいという要望に、デザイナーとして応えていくのはやりがいがありました。

私たちデザイナーは、まずは手書きでラフスケッチを起こし、線画でより具体的に表現し、最後はPhotoshopでリアルに仕上げるのですが、前田たちとアイデアを出し合ったり、それをさらに飛躍させたりするミーティングは楽しかったですね。

難航したのは、それ以降の試作段階です。工場からサンプルが上がってくるのですが、実際は、工場へサンプルを依頼する前の、設計段階の3Dモデリングが華奢な仕上がりになっていませんでした。なので、外装設計チームへもっと装飾を細くしたり角を立たせたいと交渉をし、外装設計チームからはこれ以上は無理だからと別の構造アイデアを提案してもらったり…といったやりとりを重ね、できるだけ理想に近い形で工場へサンプル発注をしました。サンプル作成を何度もやり直すことはできないので、工場へ依頼する前の設計段階で形を詰めることに苦労しました。

  • プロジェクトストーリー02 〜レディスウォッチの常識を覆す〜

PAGE TOP