グループの強み

企業理念

「市民に愛され市民に貢献する」
シチズンの掲げる企業理念「市民に愛され市民に貢献する」とは、
「市民に愛され親しまれるものづくり」を通じて、世界の人々の暮らしに広く貢献することです。

国産の時計をつくりたい

1918年、輸入が主流だった時計の国産化に向け、シチズン時計の前身・尚工舎時計研究所を創立。独自設計により完成した懐中時計は、当時の東京市長・後藤新平氏によって“永く広く市民に愛されるように”と「CITIZEN」と名づけられ、現在の社名の由来になりました。

事業展開

時計事業

売上高

1,500億円

人の心に感動を与える美しいデザインを最新のテクノロジーが完成させる「技術と美の融合」をコンセプトに、世界中の「市民(シチズン)」により良い時計を提供しています。世界でも数少ない、部品から完成品まで自社で一貫製造するマニュファクチュールです。

工作機械事業

売上高

861億円

小さく高い精度を要求される時計部品製造で培った技術やノウハウを活用し、1936年より工作機械の生産を開始。自動車や医療、ITなど幅広い分野で必要不可欠な部品を生み出す工作機械は、今日の技術の進歩や社会の発展を支えています。

デバイス事業

売上高

447億円

身近な電子機器などに組み込まれるデバイスの製造には、時計事業で培った基幹技術「小型化」 「精密加工」「低消費電力」の技術を活かしています。製品の低消費電力化と長寿命化を可能 にし、人々の生活をより便利で快適にするだけでなく、地球環境への負担軽減にも貢献しています。

電子機器他事業

売上高

204億円

時計事業で培った精密加工・組立技術を応用してつくられたPOS・バーコードプリンターと高精細デジタルフォトプリンターは、各種店舗や工場など、社会のさまざまな場面で活躍していま す。また、電子体温計や電子血圧計は、人々の健康管理をサポートし、健やかな暮らしづくりに貢献しています。

地域別売上高

数字で見るシチズン

2022年度(2023年3月期)通期決算

2022年度通期売上高は3,013億円、前年比7.1%の増収、営業利益は237億円、前年比6.4%の増益、営業利益率は7.9%でした。
主力の時計事業と工作機械事業が期を通して好調に推移し、増収増益となりました。
経常利益は290億円、親会社株主に帰属する当期純利益は218億円となりました。
時計事業は、欧米市場を中心に好調な販売が継続し、売上高は1,500億円、前年比14.4%の増収、営業利益は166億円、61.4%の増益、営業利益率11%となりました。
工作機械事業は、部材調達難の影響を受けながらも、下期に入り徐々に改善に向かったことから生産出荷が進み、売上高は861億円、前年比6.4%の増収となりました。
営業利益は122億円、部材コストの上昇などの影響を受け、前年比ではわずかに減益となりました。
デバイス事業は減収減益。電子機器他事業は増収でしたが営業利益は前年並みとなりました。

2021
実績
2022
実績
前年同期比
増減額 増減率
売上高 2,814 3,013 +199 +6.8%
営業利益 222 237 +14 +7.1%
営業利益率 7.9% 7.9% - -
経常利益 273 290 +21 +9.5%
親会社株主に
帰属する
当期純利益
221 218 +25 +14.6%
為替
レート
USD 112 135 - -
EUR 130 141 - -

(単位:億円)

売上高 営業利益
為替の影響
(1円の目安)
年間
USD +9億円 +4億円
EUR +2.5億円 +2億円

主要な経営指標

売上高
営業利益・営業利益率
純資産・自己資本当期純利益率(ROE)

もっと詳しく知りたい方へ

CITIZEN REPORT(統合報告書)

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