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川崎個人タクシー協同組合
知的障がい施設の子どもたちと行く“タクシードライブ遠足”を30年間継続
川崎個人タクシー協同組合

(右から)理事長・長坂 英治(ながさか えいじ)さん/
渡邉 紀夫(わたなべ のりお)さん/専務理事・川原 弘実(かわはら ひろみ)さん

  • 2008年度受賞
  • 社会貢献

受賞概要

知的障がいの子どもたちと一緒に行く毎年5月の恒例行事“タクシードライブ”

個人タクシー組合の人たちが、同じ市内にある知的障害施設、川崎市立しいのき学園の子供たちを遠足に連れていく活動を続けている。名づけて「タクシードライブ」。

組合員のひとりが学園の子供をタクシーに乗せたのがきっかけ。親御さんから、なかなか外に出かける機会がないと聞き、仲間数人に呼びかけた。4年後の1979年から組合の活動として正式にスタート。毎年5月の第3水曜日前後に実施している。行き先は県内や近県のテーマパークや公園で、昨08年が30回目。このときは23台が仕事の合間を縫って参加。36人の学園生と家族、職員ら計70人が、横浜・八景島シーパラダイスへのタクシードライブを楽しんだ。

9時過ぎに学園を出発して、午後3時ごろ帰園するのが例年のスケジュール。費用はすべて組合員負担で、事務所に置く募金箱と組合費から。タクシーチケットの交換などで事務所を訪れた組合員が入れていく。昨年は、お弁当、お菓子など32万円を用意したが、ガソリン代はドライバーの負担。現在、この活動に参加する固定メンバーは20人ほど。

子供たちとの遠足

受賞理由

30年間無償で実施し、忙しい仕事の合間を縫って組合全体がドライブ・募金に参加

ユニークな活動で、子供たちが本当に楽しみにしている姿が目に浮かぶ。しかも毎年、20数名の方が忙しい仕事の合間にタクシードライブに参加している。他の組合員も募金に応じるなど組合全体で30年も続けているのが素晴らしい。

受賞コメント

当初は少人数で始めたこの事業も、毎年続けることで賛同者が増え、今では、当日は参加できないが募金はするなど、何らかの形で全組合員が関わる恒例行事となりました。この活動によって組合員の結束力が高まったと言っても過言ではありません。

昨今、私たちタクシードライバーを取り巻く環境は、景気の悪さに追い討ちをかけ、同業者が事件の被害者となった報道が伝えられるなど暗い話題が多い中、このような賞をいただいたことが、組合員に明るさと活力を与えてくれると思います。

しいのき学園の子供たちと触れ合うことによって私たちも大いに励まされています。帰り際の「ありがとう」の一言が何よりも嬉しくて、明日からまた頑張ろうという気にさせてくれます。今年もまた子供たちの笑顔に会えると思うと、今から本当に待ち遠しくて仕方ありません。

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