受賞者全員の活動を公開! 受賞者アーカイブ

JR香椎線・西戸崎駅で社内清掃を続ける高校生有志
同じ中学出身の高校生が、自発的に下校時に乗車した電車でゴミ拾い
JR香椎線・西戸崎駅で社内清掃を続ける高校生有志

松田 静香(しずか)さん(香椎高3年)/橋本 彩加(あやか)さん(福岡魁誠高3年)/一ノ宮 由香(ゆか)さん(九州高校3年)/
白坂 彩(しらさか あや)さん(城東高3年)/樋口 あずささん(城東高3年)/吉田 真央(まお)さん(玄界高3年)

  • 2007年度受賞
  • 社会貢献

受賞概要

下校時に乗車した電車でゴミ拾い。メンバーが増え、現在は10校合わせて60人

志賀中学(福岡市東区)の卒業生有志は、JR九州・香椎線の終点、西戸崎(さいとざき)駅からそれぞれの高校に通学している。香椎高、香住丘高、香椎工業高、九州高、福岡魁誠高、宇美商高、新宮高、城東高、玄界高、博多女子高の10高。

各人の下校時間はまちまちで、早い人で16時、部活で遅い人は22時過ぎの電車になる。この間、高校生たちは降車時に必ず同じ行動をとる。自分たちが乗ってきた2輌編成の車内を回ってゴミを拾う。折り返し発車までの約8分間を利用しての作業で、毎日繰り返されている。時間によっては1人のこともあるが、平均2〜3人で、3分程度の作業。休日も電車を利用した人は同様の清掃をしている。

香椎高3年の松田静香さん(18)が1年生のときに始めたのがきっかけ。すぐに志賀中の同級が加わって当初のメンバーは6人。その後は活動を目にした後輩たちが進んで輪に参加するようになり、現在60人以上に発展した。松田さんは、「中学校のとき高校生の姉(知代さん)を駅まで迎えに行った際、一人でゴミ拾いをしている姉を見て」と動機を語っている。

JR九州では昨年10月、「運転手も駅社員も大変感謝しています。お客様からも喜ばれています」と、高校生が通う各校に感謝状を贈った。

西戸崎駅
車内清掃

受賞理由

同じ中学出身の同級生が自発的に活動を開始。友達と一緒に楽しみながら車内をきれいに

同じ中学出身で同じ駅から通学する高校生たちが、誰に強制されるわけでもなく、ごく自然に加わって大きな輪になっている。しかも自己犠牲というよりは、自分たちが利用する電車をきれいにするのは当り前といった感覚で楽しんでいる様子が素晴らしい。若い人たちに、これからもがんばって欲しいという意味も込めて賞を贈りたい。

受賞コメント

このような賞をいただいて、本当に嬉しく思うと同時に、大変驚いています。

高校入学後、姉の影響もあって、きれいな電車で通学したいと思い始めました。それから次第に輪が拡がり、現在たくさんの志賀中出身の人がゴミ拾いをしています。「続けると止められない。続けると本物になる。続けると拡がる。」ことを学びました。(松田静香)

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