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桑山 利子さん
スリランカの学生支援を続ける一方、自身も念願の高校卒業を果たす
桑山 利子さん

桑山 利子(くわやま としこ)さん/1938(S13)年生まれ。パート・主婦。愛知県生まれ。

  • 2006年度受賞
  • 国際貢献

受賞概要

パートで得た収入をスリランカの子どもたちに寄付。自身も定時制高校に通い、無遅刻無欠勤で卒業

新聞配達などのパートで得た収入で、スリランカの子供たちの進学支援を1993年から続けている。きっかけは新聞記事。現地では一人が年間1万2千円ほどで高校に通えるとの報道を目にし、毎月の給料約4万円をそっくり積み立て、財団(会津サクラランカ会)を通じて送っている。その額はすでに500万円にもおよび、41人が進学した。

この間桑山さんは、02年に地元の県立安城高校定時制に入学。無遅刻無欠席で通し、昨年の卒業式では答辞を読んだ。子供が社会人になり、家業をやめたこともあるが、支援したスリランカの子供たちから届く手紙に触発されたのが進学の動機。母子家庭に育った桑山さんは、小学校のときから畑仕事を手伝い、とても進学できる環境ではなく、高校進学は悲願でもあった。

受賞理由

主婦業のかたわらパートを続け、子どもたちへの寄付と高校進学を実行した素晴らしい自己実現力

自分が出来なかったことだからこそ、人に実現させる。そのために主婦業のかたわらパートを続ける。そして自らも高校進学という悲願を達成した。この間も支援を継続しながらである。一主婦が67歳にして成し遂げた素晴らしい自己実現。

受賞コメント

本当にうれしい反面、私がもらってよいのだろうかとも思っています。賞金はそのままスリランカの子どもたちの支援に使わせていただきます。今後もできる限り続けてまいりますが、その後は息子たちに継いでもらおうと考えています。今は小さい子がさびしい思いをしている時代ではないでしょうか。私は、小さいころ、母の農作業を手伝っているときに、近所の人からほめられたことがうれしく、それが生きる自信になっています。少しでも子供たちに光を与えることができればと思います。

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