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アフガニスタン義肢装具支援の会
アフガニスタンの人々のために義肢を制作・進呈
アフガニスタン義肢装具支援の会

1948(昭和23)年生まれ。奈良県出身。義肢装具士。

  • 2002年度受賞
  • 国際貢献

受賞概要

アフガニスタンで支援の必要性を痛感。地雷の被害者などのために義足を制作

滝谷さんは子供の頃に母と父を亡くし、養護施設で育つ。7歳のとき病気で足が不自由になったが、3年後に補助具をつけるようになって松葉杖の生活から解放される。義肢装具士の道を選んだのはこの体験から。滝谷さんとアフガンの出会いは28年前、JICAの指導員として病院で1年間働いたのがきっかけ。一昨年5月、少女の義足作りに26年振りに同国を再訪。地雷の被害者などを目の当たりにして、この国への支援の必要性を痛感する。米国によるアフガン進攻をはさんで昨年4月、滝谷さんの呼び掛けに応じた義肢装具士の先輩・後輩によって会がスタート。8月には現地に赴いて計63人分の型取りを済ませ、12月に23人分を届ける。製作には日曜日を当て、材料は古い義足を再利用することで経費を削減している。義足はその人の成長に合わせて調整することが不可欠なので、会では5年後を目標に現地に義肢装具士を養成する学校を作ることをめざしている。

受賞理由

要らなくなった義足などをリサイクルして制作。技術者のための学校設立をめざし、平和と生活の向上に貢献

職業の延長線上にある国際貢献だが、滝谷さんのアフガンへの想いが求心力になっている。呼び掛けに応じた同業者の仲間や専門学校の生徒たちもすばらしい。日本での作業に加えて、型取りや装着のためのアフガン行きと相当の時間とお金がかかるわけで、ぜひ現地に学校を作るまでがんばり続けて欲しい。

受賞コメント

市民に感動を与えた活動に贈られる賞と伺いましたが、感動をもらっているのは私の方です。足を切断し這って子供の世話をしていた母親が立ち上がって歩く姿を見て、その子供が笑ったアフガンでの光景は忘れることができません。賞金は学校建設の一部に当てさせていただきます。

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